最後

こんばんは、あだみです。


今日帰国しました。

最後のブログの更新をしたいと思います。


6週間のインドでの生活は、たくさんたくさん思い出がありすぎて短かったとは言えないけれど、本当に早く過ぎてしまいました。


研修の面では、アイセックとNGO側のコミュニケーションが取れていなくて、児童労働ではなく、児童への教育に力を入れてるPRATIBHA foundationに参加させていただきました。


私の児童労働への興味を知ったサチンは、たくさんのNGOや学校を訪問しました。そこでの会話はすべてグジャラーティーで私には何を話しているのか分からず…ですが、いくつかの学校では先生と子供たちに暖かく受け入れて頂き、たくさんSelfieをとったり、子供たちが美術の作品を披露してくれたり、先生がいない中生徒とグジャラーティー+ボディランゲージでコミュニケーションをとって通じたり!笑 お互いに名前の書き方を日本語とグジャラーティーで教えあっこもしました。私はPRATIBHA foundationでインターンしながら、villageで子供とアクティビティーをする機会には恵まれなかったので、これは子供と触れ合う貴重な経験でした。


Gandhinagarで学んだことは、自分にとって新しい興味の発見でした。高校時代に障がい者施設を訪問し、同年代の子と触れ合ってきたことがあるのですが、インドのinclusive educationは難しいように思えました。だって彼らは少し違っているから。それをそこの人々に伝えると、inclusive educationの重要性、なにが彼らに本当に必要なのか、社会はどうあるべきなのか…を熱く語ってくださいました。日本の受験システムは壁になるかもしれませんが、日本も同じようなことが出来れば、よりグローバルな社会になるのではないかと思います。日本に帰ってから、いろいろ調べてみるつもりです。


また、ストリートチルドレンとの交流もとても刺激的でした。私の腰くらいまでの小さい子が、begをしたり、学校に行っているのかという質問に、自分で話を作って、学校に通ってると嘘をついたり…でも遊ぶときはやっぱり子供で、とっても眩しい笑顔なんですよね。彼らが可愛さでbegを続けられるのは子供のうちだけで、大きくなった後は自分の両親みたいに自分もたくさん子供を作って、begをさせて…というサイクル。教育の重要性だけでなく、どうやってストリートで育った子供にシェルターや学校に留まってもらうかが一番難しい問題です。


他にも、私のインドの生活は、周りにハプニングがたくさん起こって、私の予定も大分変更しなきゃいけなかったし、普通じゃ出来ない経験がたくさんありました。サチンの身近な人に不幸があってお葬式に参加したり、サチンのお姉さんについて家庭裁判所に行ったり、ガンちゃんの義理のお姉さんの生後6時間の赤ちゃんと対面したり…色んな面のインドを見ることが出来たと思います。


そして一番忘れられない、大切な思い出はPRATIBHA foundationのメンバーです。Vadodaraはインド1安全な街だけど、私が何をするときにも誰かが守ってくれてた。誰かが助けてくれました。夜10時くらいにラトリバザールに繰り出して、みんなでわいわい夜ごはんを食べるのは本当に楽しかった。英語が得意でないメンバーとは、こっちにきて習った簡単なグジャラーティーやボディランゲージでコミュニケーション。言いたいことが理解出来たり理解してもらった時は本当に以心伝心って感じでした笑"Misli(あだ名)はただのインターンじゃなくて、もうPRATIBHA memberだよ"って言ってもらった時は本当に本当に嬉しかった。インドの人の暖かさをこれ以上ないほどに感じました。


児童労働にfocusしたインターンではなかったかもしれないけど、これから日本に帰ってからやりたいことがたくさん見つかりました。19年の人生で最高の経験でした。