ストリートチルドレン

こんにちは、あだみです。


今回はストリートチルドレンについて色々考えてることを書きます。


前回の記事で児童労働はクジャラートではあまり見られないと書きましたが、ストリートにすむ人はたくさんいます。


Pratibha foundationはジャユというtea standによく集まってみんなで話をするのですが、そこはstandが他にもたくさんあって、人が集まるので、beggarの子供たちもたくさんいます。


最初はなんというか、begのbody languageをされてもどう対応するべきなのか分からなくていつも困っていたのですが、周りを見るとインドの人は子供たちとお話したり、頭なでなでしたり…と、お金をあげることはないけど、遊んであげてます。


私も最近は、言葉は通じないけど、目があったらニコってするように心がけたり、「ばいばい中国人!」って言われてちょっと傷ついたり…


特に、昨日はスタンドから離れた彼らが生活している通りまで歩いて行きました。そしたら子供が手を振ってくれて、大人の人も興味津々な感じで見てくるので、少しの間そこにとどまってお話しました。


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みんなで写真


とっても可愛いです。グジャラーティーで話してくるんですが、名前をたずねる文だけは理解出来ます笑

あとは、国を聞いてるのかなって思って、「ジャパンセ!!」って言ったら、"ohhhh, Japan!"って言われて、コミュニケーションとれたのがすごい楽しかったです!


pratibha foundationはこういうストリートチルドレンを学校に行かせようと、何年も活動してます。たとえば、シェルターに連れて行ったり。でも、そういう子供たちは大抵シェルターから逃げ帰ってしまいます。シェルターでは食べ物も、服も、教育も、すべて提供されて、子供の未来のために銀行の口座にお金も振り込まれます。でもストリートに暮らしていた子は、一部は家族の元に帰りたくて、他は、やりたくない勉強やアクティビティーから逃れるためにシェルターから出て行ってしまいます。もちろんシェルターの人は子供に教育の重要性や彼らの将来について説明して理解させようとしますが、小さい子供がどのくらい理解出来るかは微妙ですよね…


最初は、どうやって子供と親を説得しようってずっと考えてたんですけど、そもそもこの、教育!教育!っていうのが本当に子供たちにとっての幸せなのかよく分からなくなってきました。教育が将来自分を安定させてくれる、自分の夢をかなえてくれる、っていうのは大人が大抵言うことで、私もその考えを持ってるから今大学に通ってます。でも将来の安定した職、良い給料…とかを、子供たちが求めてるんだろうか…ストリートに住む子供たちは、ストリートで家族と住むことが小さい頃から当たり前で、そこで他の子たちと遊んだりするのを楽しんでます。これって大人が持ってる考えを押し付けてるんじゃないのか…でもストリートでbeggarになるために、小さい頃からどうやってbegするかをトレーニングされたりは絶対楽しいことではないし…


子供がシェルターから逃げるっていうのが私には結構衝撃だったので、なにが彼らにとっての幸せなのかよく分からなくなってるこの頃です…