残り2週間!

こんにちは、あだみです。


インターンシップも残り2週間をきりました。もうすでに帰りたくない気持ちが強くなってます…


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インターンですが、4週目に入ってやっと実践的なものが始まりそうです。内容は、学校に行っていかず働いている子を実際に自分が1人担当して、こまめに通って会話をします。またその親とも話したりして、子供を学校に行くように説得するというものです。子供が学校にいかない理由は、勉強が嫌だとか、親の手伝いしたいとか色々ですが、そもそもそれを認めてしまう親に、教育の重要性や、教育費が無償であることなどを伝える必要があります。子供plus親へのアプローチは自分がまさにやりたかったことなのでワクワクです。


ところがどっこい、昨日私が担当する予定のディネーシュという名の市場で働く男の子に会いに行ったところ、違う大人の人がその店にいます。ディネーシュはどこかと聞くと、


"He ran away."


びっくりです…逃げるって、なんか生の児童労働を感じました。

彼はお父さんがなくなっていて、お母さんと2人暮らしらしいのですが、もともとは田舎のvillageに住んでいて、お金を稼ぐために市場で働いてました。逃げたというのは、villageに逃げ帰ったということです。おそらく彼の頭のなかではvillageにいる友達が恋しかったり、労働せず遊びたいという思いがあったり、色々な思いがあったんだろうなって…児童労働がなくなってほしいという思いがより強くなってます。


ディネーシュは今日・明日と一応市場に再度確認しに行く予定です。

そして、担当する子供としては、スタンド(露店)が立ち並ぶエリアでbeggarをしている子たちから一人担当することになりそうです。彼らは労働はしていませんが、学校に行ってないので、親に子供がシェルターに行くことを許可するよう説得します。シェルターを勧める理由は、彼らはホームレスで服も、食べ物も、何もないので、教育が受けられて、食べ物が供給され、1日に1000IDRが受け取れるからです。


私が滞在するグジャラート州はインドで最も安全なエリアで、ガバメントが色々対策を取っているため今ではほとんど児童労働が見つけられません。これはインターンで来た私にとっては少し残念なことですが、とても素晴らしいことです…!


ここからはちょっと愚痴ですが、現地アイセックとTNのコミュニケーションがあまりしっかりしてなくて、私はfootprint projectというものがPRATIBHA foundationに進められていると思っていたけれど、footprint projectはアイセックバローダが行っているもので、PRATIBHA foundationがやっているSKY project(school for kids by youth)とは全く違います。SKY PROJECTはDenaというvillageエリアで、学校に行く自信を失ってしまった子供たちとアクティビティーを行って、もう一度学校に行けるよう自信を持たせるというものです。


Pratibha foundationのメインのプロジェクトはこのSKYですが、私が児童労働に取り組みたいと知ったSachinたちは本当一生懸命児童労働関係の情報を集めようとしたり、児童労働を見つけようとしてくれています。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。


児童労働とは直接関わりのないものになるかもしれないけど、子供への教育の重要性や、親がもつ子供への重要な役割を感じる研修になると思います。


自分らしく頑張ります!






インドのトイレは場所によりますが、家のトイレとかは結構綺麗です。だいたい和式で、外のトイレとかは匂いきついしどこも触りたくないです!笑